金星は太陽から2番目の惑星。地球と大きさ、重さがほとんど同じ兄弟惑星です。とはいっても、地上のようすは全然ちがいます。空は
直径 | 12104km(地球とほぼ同じ) |
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重さ | 地球の約4/5 |
太陽からのきょり | 1億820万km(地球と太陽のきょりの約3/4) |
金星の1日 | 112地球日 |
金星の1年 | 225地球日 |
自転周期 | 243地球日 |
公転周期 | 225地球日 |
衛星の数 | 0 |
金星は太陽と月を除けば、全天で最も明るく光る天体です。明けの明星、
金星地表にはかつて火山活動が盛んだったと思われるあとが残されています。もしかしたら今も生きている火山があるかもしれません。金星の表面は結構新しく、できたのは3億年ほど前と考えられています。ただ、高地は古い年代の地表が残されていて、そこに石灰岩に似た岩石が残されているのではないか、と考えられています。石灰岩は水の中でできる岩石ですから、もし本当に見つかれば海があったしょうこになります。
金星は太陽からのきょりや大きさが地球に近く、断面も地球に似ていると予想されています。地球からこんなに近い惑星なのにまだ分からないことがたくさんあります。内部はどうなっているのか?マントルがどのくらい活動しているのか?「あかつき」の観測で、その仕組みが分かるかもしれません。