ソーラーパワーでゆで卵をつくってみよう!
晴れた暑い日にはやけどするぐらい高温になるから、必ず大人の人と一緒に実験しましょう!
材料のサイズは作り方を読んでね。
太陽の光を反射する反射板を作ります。
今回は縦40cm、横1mの段ボールを使いました。(土台は80cm×80cmの段ボール)
段ボールの縦のラインに合わせて台所用アルミテープをはって、テープのつぎめに軽く折り目を入れておきます。
光を集めるための曲面を作るよ。
新聞紙を広げて真ん中に×印をマジックで描きましょう。
新聞紙の下のラインを×印に合わせて斜めに折っていきます。
この×印の場所に光が集まるよ!
折り目のラインをなぞるよ。
その折り目の線をつないで曲線をマジックで描きましょう。
この曲線は放物曲線と言って、パラボラアンテナと同じ曲線で、光を一点に集めることができるフシギな線です。
曲線を土台の段ボールに描き写しましょう。
真ん中の×印も忘れずに!
ボールペンなど先の固いものでなぞって、土台の段ボールに印をつけるよ
台所アルミテープを貼った段ボールをこの曲面に合わせてまげてガムテープで固定しましょう。
空き缶を真っ黒に塗って、上の部分を切り取ります。
中に水と生卵を入れて、ラップでふたをします。
温度計を入れるのを忘れずに!
油性マジックで缶を黒くぬりましょう。
※今回は、缶コーヒーの空き缶を使いました。
大きなペットボトルの底を切り取りましょう。熱が逃げないように、空き缶にかぶせてしまいます。大きなペットボトルにもティッシュペーパーなどでふたをします。
※今回は1Lのミネラルウォーターのペットボトルを使いました。
土台の段ボールにつけた×印の場所に置きます。
できあがったソーラークッカーを太陽の方向に向けて、時間と温度の変化を観察しよう!
夏のお昼など太陽の高さが高い時間帯は少しだけソーラークッカーを上向きにすると良いよ!
斜めに置く時は缶を×印のところに固定しましょう。
やけどに注意!軍手などをはめて空き缶をソーラークッカーから外して、ゆっくり冷やしましょう。
卵を取り出してみましょう!今回はしっかりとしたゆで卵ができあがりました。
調理時間は80度以上で12分
今回の実験では、40分ぐらいで最高で95度まで温度が上がりました。
実験が終わったらデータシートに結果を書き込みましょう。
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- もっと大きなソーラークッカーを作ったらどうなるかな?
- 曇りの日に実験をしたらどうなるかな?
- ソーラークッカーの向きを変えたり缶を置く位置を変えるとどうなるかな?