ロケットを開発する野中聡さんのお仕事│宇宙のお仕事ガイドブック│宇宙科学研究所キッズサイト「ウチューンズ」

今までのように、打ち上げのとちゅうで機体を海に捨てていく一回使い切りのものではなく、何度も使用できる再使用ロケットを実験を通して開発するお仕事。専門は「空力（空気からうける力）」の研究。ロケットの形を決めるのに重要な分野なんだ。

いつもニコニコロケット開発！

風洞って？大きな黄色い装置の名前は「風洞」。中では強い風がふいているんだよ！「模型をいれて、空気の流れによってどんなえいきょうがあるかをくりかえし実験し、ロケットの形を決めていきます」。

負けず嫌いな性格は、陸上部にいたから！？中学から大学まで陸上部で400mの選手でした。ラスト100ｍの苦しさをガマンできる根性があればビリにはならない競技だと言われて、向いているかなと思って。でも負けず嫌いなわりによく負けていました。

お休みの日は、海で小さな生きものをパチリ！すごく小さいエビや魚がお気に入りなんだって写真上は空きビンの中に住むハゼのなかま。「グリーンのひとみがかわいいでしょ。」写真下は「ハウジング」という機材。カメラをこの箱の中に入れれば、水のなかでもさつえいできちゃう！

資料がぎっしり！の仕事机机の上にはだいじな資料がいっぱい。むずかしい数式と格闘中！！

実験室には機会や部品がいっぱい！実験に使うロケットの模型は、ここで学生たちといっしょに夜中まで手作りすることもあるよ。

「宇宙だけじゃなくて、いろんなことに興味を持つといいと思います。勉強も大事ですけど、虫をつかまえてみるとか、子供のころにしかできない遊びをいっぱいしてください！」

ページの先頭へ