太陽系のギモン
隕石(いんせき)はどこから飛んでくるんですか?
宇宙の細かい岩やチリのつぶが、大気とのまさつによって燃えたものを流星といいますが、この流星のなかでも特別明るいものを「火球」といいます。
火球の中には、大気の中で燃え切らずに地上に落ちてくるものもあります。これを隕石 といい、地球には1年に何千個も落ちてきますが、そのうち見つかるのは10個程度です。
地球の大気の中に飛び込んでくるものの多くは火星の外側にある小惑星帯からやってきたものと考えられます。実際にいくつかのものは軌道 を調べた結果より、小惑星帯からきたことが分かっています。アメリカのアリゾナ州には1万5,000年前に落ちた隕石でできた大きなクレーターが残っています。
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