1995年10月、ペガサス座51番星で太陽系外で初めて惑星が発見されました。それ以来、200個以上にのぼる系外惑星が発見されていますが、そのほとんどは木星のようなとても大きなガス惑星です。このことの理由は、系外惑星の発見方法にあります。現在発見されている系外惑星は主に恒星の動きによって間接的に惑星の存在を発見するもので、この方法は質量が大きい惑星の方が発見しやすいという特ちょうがあるからです。

しかし近年、地球の数倍ぐらいの大きさで、固体の表面を持っているかもしれない惑星が発見されました。また、系外惑星を望遠鏡で直接観測するための研究が進んできています。地球とよく似た惑星が見つかる日も遠くないかもしれません。