人工衛星とロケットのギモン
大きな衛星はどうやって打ちあげるんですか?
人工衛星は目的によって形が変わるように大きさもいろいろあり、中にはロケットよりも大きなものもあります。
一方、衛星を打上げるロケットの中身のほとんどは燃料がしめているため衛星を収納するスペースは非常に限られています。そのため人工衛星の横に大きく張り出した太陽電池パネルやアンテナなどは折りたたんでロケットに積み、宇宙で自動的に聞くように設計されています。
収納する方法はさまざまな工夫がされています。たとえば技術試験衛星「きく8号」は、左右にそれぞれ17m×19mもある大きなアンテナがあります。
このアンテナはカサのように細長く折りたたんでロケットに収納され、宇宙で開くように設計されています。