宇宙を探るのギモン
宇宙のどこかに宇宙人はいるんですか?
「宇宙人と交流することはできないだろうか?」と考えた科学者たちによって、これまでさまざまな試みがなされてきました。
1960年にはアメリカのグリーンバンク天文台で、宇宙人からのメッセージを探す「オズマ計画」がおこなわれました。また、1972年に打ち上げられたパイオニア10号・11号には、アルミ板に金メッキをした「宇宙人への手紙」が積みこまれました。太陽系をはなれていくパイオニア10号・11号が、深宇宙のどこかで宇宙人と出会ったときに地球と地球人のことを知らせる手紙です。
19世紀末、「火星に見えるすじ模様を人工的な運河である」として、知性の発達した「火星人」が存在する考えられたこともあります。しかし1976年のバイキング1号、2号による調査では、微生物 の存在さえも確認されませんでした。ただし、火星には水によってできたと考えられる地形があることや、極地方に多量の氷が存在することなどから、かつては原始的な生命が存在したのでは?とする説もあります。