みんな気になる?!ギモンと答え

人工衛星とロケットのギモン

ロケットはどのくらい二酸化炭素を出すんですか?

答え

ロケットの種類によって異なりますが、宇宙研のM-V型ロケットの場合、第1段から第3段まで合わせると約110トンの燃焼気体を噴射ふんしゃします(1トンは1000kg)。
噴射される気体には色々な分子が混ざっていて、それらの中で二酸化炭素は多いほうから数えて、数で7番目です。重さでは6番目ぐらいの量で、全段・全燃焼時間合わせて約1.7トンふくまれています。ちなみに重さで最も多量なものは一酸化炭素で、その量は約24トンです。大気が十分にこい低高度領域で排出はいしゅつされた一酸化炭素は大気中の酸素とさらに反応して二酸化炭素になると考えられます。地上から30kmぐらいまでの高度を飛ぶ第1段ロケットから出される一酸化炭素は16トンくらいです。
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