宇宙を探るのギモン
太陽系以外にも地球のような星があるのですか?
太陽は、宇宙ではとても平均的な恒星 です。だとしたら、宇宙にたくさんある太陽に似た星のまわりでも、惑星があるかもしれない!そう考えた科学者たちは、太陽系以外の惑星系をさがしはじめました。でも、惑星は小さいうえに、自分で光を出していないので、写真をとったりするのはとても難しいのです。そこで科学者たちは、惑星系があると、中心の星が少しふらつくことに注目しました。星のふらつきを観測して、惑星系を間接的にさがそうというのです。
この方法を使ってはじめて太陽系外惑星が発見されたのが1995年。それ以降500個ちかくの太陽系外惑星が確認されており(2010年現在)、その数は増え続けています。
でも、発見される太陽系外惑星は、木星のような大きな星ばかり。地球のような小さい惑星は、この方法では見つけづらいのかもしれません。
でも、発見される太陽系外惑星は、木星のような大きな星ばかり。地球のような小さい惑星は、この方法では見つけづらいのかもしれません。
NASA(アメリ力航空宇宙局)やESA(欧州 宇宙機関)、そして日本でも地球のような惑星をさがすための人工衛星を打ち上げる計画があります。そう遠くない未来、第二の地球が発見されるととでしょう。その惑星では、どんな生命がくらしているのでしょうか。楽しみですね。