宇宙へ飛び出すのギモン
国際宇宙ステーションの住み心地ってどうなんですか?
国際宇宙ステーションの中は、無重力であること以外、ほとんど地球上と同じかんきょうになっています。もちろん空気もあります。空気の成分は、酸素が20%、窒素 が80%で、地球とほぼ同じです。気圧も地球上と同じ1気圧に保たれているので、宇宙服を着る必要はありません。地球にいるときと同じように呼吸ができます。
国際宇宙ステーションは90分で地球を1周しています。つまり、太陽の光に照らされる昼と、地球のかげにかくれて太陽の光が当たらない夜が、45分ごとにやってきます。国際宇宙ステーションの表面の温度は、太陽の光が当たっていると100度以上にもなり、当たっていないとマイナス100度以下になってしまいます。もし、国際宇宙ステーションの中が、宇宙空間と同じように200度以上もの温度差があったら、とても人間は生きていられませんね。そのため、国際宇宙ステーションのかべは、宇宙空間の熱を中に伝えないように、しっかり断熱されています。そして、国際宇宙ステーションの中は、室温21~25度、しつ度40~60%に調整されていて、とっても快適ですごしやすくなっています。
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