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太陽に一番近い惑星 3 金星の探査

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金星の探査

金星探査を知って、もっと金星にくわしくなろう!

これまでの探査

金星にはこれまで数多くの探査機が向かいました。そして、金星は着陸船が降り立った数少ない天体の一つです。

1960年代から1980年代までは旧ソ連(ソビエト連邦れんぽう)がたくさんの探査機を送り、地表の様子のさつえいや、土のサンプルの分析ぶんせきをしました。

ベネラ11号

ベネラ15号

NASAは1960年代から1970年代にかけてパイオニア・ビーナス計画やマゼラン計画などで探査機を送り、金星の軌道きどう上から地表のくわしい観測などを行っています。

パイオニア・ビーナス・
オービター

マゼラン

2005年11月にはヨーロッパ宇宙機関(ESA)が、約20年ぶりの金星探査機となるビーナスエクスプレスを打ち上げ、2006年5月に金星の軌道に到達とうたつし、観測を始めました。

ベネラってロボットみたい!
ビーナスエクスプレス

日本の金星探査機「あかつき」

日本も2010年5月21日に打上げられた「あかつき(PLANET-C)」を金星のまわりをまわる軌道に投入しました。「あかつき」は金星をめぐる楕円だえん軌道に乗り、大気や地表の様子をくわしく観測しています。

軌道を楕円にすると、金星に近づいた時には大気の動く速さと「あかつき」のスピードが同じになって、金星の大気の動きをくわしく探ることができます。もしかすると金星の「スーパーローテーション」の秘密が明らかになるかもしれませんね。

「あかつき」は赤外線カメラを積んでいて、金星の厚い雲を通して火山の熱や、地表の物質のちがいなどを観測することができます。金星に海があった証拠しょうこや、活動している火山が見つかるかもしれません。

僕の名前がネームプレートに載っているよ
金星大気のなぞ挑むいど ?金星探査機「あかつき」(12分)
ちょっと難しいよ!

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