昔々46億年ほど前に太陽ができました。そのころの太陽の周りにはまだ地球や火星などの惑星はできていなくて、直径10kmぐらいの「微惑星（びわくせい）」という小さな天体がたくさんあっただろうと言われています。微惑星は太陽の周りをグルグル回りながらぶつかっては合体し、どんどん大きくなっていきました。こうやって現在のような惑星ができたのです。

無数の微惑星同士がさまざまな方向からぶつかり合って大きくなり、大きくなった微惑星の万有引力がある一定方向だけではなくいろいろな方向へ働くことにより、どの方向にも丸い形になっていったのです。