宇宙へ飛び出すのギモン
船外活動中に命綱(いのちづな)が切れてしまったらどうなるんですか?
宇宙飛行士たちが、国際宇宙ステーションの外に出て船外活動を行うときには、必ず「テザー」とよばれる命綱 で体を宇宙船につなぎとめておきます。でも、もし命綱が切れて、宇宙船からはなれてしまったら、どうするのでしょうか?
万が一のために開発されたのが、ガスをふき出して移動するSAFER (簡易船外活動用セルフレスキュー装置)です。この装置を背中のバックパックの下につけておけば、非常時には自分で宇宙船までもどったり、他の人を助けたりできます。宇宙ステーションの組み立て作業の時、宇宙飛行士は必ずこの装置をつけています。
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